「ファンタジー展開はいったい何なのさ」の項で述べたように、うみねこの物語を
・裁判パート
・現実パート
・幻想パート
に分けたときの各パートの信憑性について。
まず、幻想パートについて。
単純に超常現象が起こり、山羊さんや
ブレードが飛び出す箇所ですが、
ここらへんは人間を犯人と考えたときに
辻褄が合わなくなってくるため、
最高10割の嘘が混じってくることになります。
前回のひぐらしのように幻や幻覚の混じった、
虚実入り混じった描写である可能性もありますが、
今回のはっちゃけたファンタジー描写は
上手く現実に落とし込むのも難しい気がします。
なので、幻想パートは推理の基点としては100%嘘として
考察から切り離すのが妥当と考えています。
幻想パートを推理から切り離すとして、
今度はどこが幻想パートと現実パートの境か
という点が問題として出てきます。
まず、ファンタジー展開が繰り広げられるシーンと
地続きになっている場面は信憑性が低いと考えていいでしょうが、
例えば嘉音ブレード登場前の、
ベアトの部屋での騒ぎ等は判断が微妙なところです。
逆に、現実パートと断定して良さそうなのが、
裁判パートが挟まれる前後の、戦人が出ているシーン。
戦人が出ていても、
結局ラストはファンタジー展開で締めくくられてしまうわけで、
ラスト部分の信憑性は怪しいものです。
よって、裁判パート前後の戦人が出ているシーンを現実パートとして、
裁判パートと現実パートから読み取れる描写を読み解き、
さらに境のあやふやな部分を固めて現実パート確定部分を広げていくのが
良いと思われます。
裁判パートについては
戦人の口から語られることが彼が直接見聞きしたということ、
ベアトリーチェから語られる部分の赤字に
「嘘」はないということは言えそうです。
ただし、この赤字には注意。
このアイディアを思いついたなら、
逆手にとって誤解を与えるいわゆる
「ずるいが嘘は言っていない」発言をするというアイディアは
確実に思いついているはずで、
「誰もいないのに閉じたり閉まったり」系の
ひっかけな物言いが出ている、
もしくは今後出ると思っていたほうが良さそうです。